名勝 清水寺成就院の庭園

本日は、朝の十時ごろから散歩をかねて

       《名勝成就院
を尋ねた。特別開園が本日で終わるために、前から
一度見てみたかったのだ・・・素晴らしいの一言だ
  
  特に、秀吉が寄進とされている“誰ヵ袖手水鉢”
     が、何とも言えない姿で鎮座しているのが
     印象に残った・・・

只今、阪神の二軍の試合をテレビで見ながら書き込み
をしているのだが、一人だけ楽しみなピッチァーを見
つけた。ただただ球が早いだけのピッチァーだけど、
久しぶりにスカットするピッチングだ。               
  頑張れ“黒田”
        藤川の跡継ぎを見つけた
 

成就院

成就院は、清水寺の塔中の一つで、室町時代、応仁
の乱の兵火にあった清水寺を復興した願阿上人によ
って創建され、以後、清水寺の本願職を伝統した。

現在の建物は、徳川三代将軍家光の清水寺塔中の寛
永十年再建に続く寛永十六年の再建である。

この成就院の庭園は、相阿弥原作・小堀遠州の補修
とも、松永貞徳の作とも伝えられる江戸時代初期を
代表するめい名庭で、月の成就院庭園と賞され、現
在、国の“名勝”に指定されている。

庭園の面積は約千五百平方メートルで、、さほど広
くないが、湯屋谷庭園の生垣を特に低くして、北西
高台寺山の大きく借景し、更に山中に一基の石灯
篭を立てて巧みに遠近法を活用して庭と周囲の山景
とを一つに結びつけ、庭に無限の高大さを感じさせ
ている。模範的な借景式庭園である。

庭中の池泉と石組は実に見事で、中でも、縁先の豊
臣秀吉寄進と伝える誰ヶ袖手水鉢、中島の烏帽子石
、蜻蛉灯篭が風趣をそえている。