〝四方山話・・・3〟


続きです


 前々から ぜひ行ってみたいと思っていたあの 石川県屈指の掛け流し温泉


      白山山麓にある 秘湯 秘湯 湯治場 2件しかない旅館


      最後は駐車場に車の底がつかえ駐車できないような旅館だ


      し、建物も古くガタガタ。主人曰く『わざとそのままにし


      ています』との事、ほんまかいなぁ〜 他の客もなしの様


      大丈夫かいな しかしながらです、温泉が素晴らしかった


      今迄の温泉のベストスリーに入るほどのお湯でした。


      飲泉ができてこれが意外と美味しいの<これまでの飲泉でき


      た温泉は酸っぱいか苦い>と50度前後で熱いがすぐ慣れる



         西山旅館

 標高700mの白山国立公園山麓にある当館は、明治二年(1869)に先祖が湯治宿として
 開湯したのが始まりでございますので、すでに一世紀半近くが経とうとしておりま
 す。開湯以来、白山の「胃腸の霊泉」として知られ、近隣はもとより全国から湯治客
 が来館していたことが、当時の宿帳や写真などからも伺えます。

  近年は白山白川郷ホワイトロード(旧白山スーパー林道)の入口として道路も整備さ
  れましたが、明治・大正の頃の交通手段は徒歩のみ。癒しを求める多くの方が城下
  町金沢や白山比竎神社のある鶴来から、丸一日かけて歩いて訪れたといいます(そ
  んな苦労をしてまで湯治に来ていただいたとは、本当にありがたいことです)。

  豪雪地ゆえに、今日でも冬は宿を閉ざしておりますが、春の新緑、夏の避暑、秋の
  紅葉、清流の魚や山菜料理の数々は、白山の自然を満喫できる宿として、時代や世
  代を超えていまも多くの方々に愛され続けています。