岩戸落葉神社

 

 【京都市北区の山間部、清滝川と岩谷川が合流する地に、鳥居、拝殿は一つで、本殿が岩戸社、落葉社の二社からなる珍  

  しい神社がある。
 

 岩戸社は、小野上村氏神で、近世に現在の地に移ったといわれる。落葉社は、小野下村の氏神で、927(延長5)年にまとめられた延喜式神名帳に記載されている堕川神社と伝わり、第61代朱雀天皇の第二皇女「落葉の宮」を祭神とする。朱雀天皇の死後、神社の近くに母とともに隠棲(いんせい)した落葉の宮は、『源氏物語』に登場する。物語では、夫・柏木が妹の女三宮と不義の末に死去し、傷心でこの地に隠棲したと描かれている。

 

 境内には、4本のイチョウの大木がそびえ立つ。樹齢は定かではないが、漂う風格が長い年月を感じさせる。イチョウは、裸子植物イチョウ科の落葉高木。長寿で、多くの社寺に古木が見られ、病害虫にも強く、植栽や街路樹としても親しまれている。葉は、気温が低くなってくると、緑色の色素が紫外線で分解され、黄色の色素だけが残るので黄色く見える。
 

 

 4本は同時には黄葉しない。まず境内の内側の2本が色づく。落葉で地面が黄色の絨毯(じゅうたん)のように なるころ、外側の2本が色づき、上と下から境内を黄金色に染め上げ、一幅の絵のような美しい空間を作り出す。11月中ごろ、年に一晩だけ、地域の人々に持ち寄られたライトによって、暗闇に照らし出される。人々の目を存分に楽しませたあと、残る2本も葉を落とし、冬の装いへと変わっていく。】

 

小さな小さな神社でした マンションから25分山間の駐車場もないような寂しい寂しい神社でした それでも子供連れの若い母親が興奮した様子で周囲の人の迷惑も考えず写真を撮り続けていました 子供が気がつき母親を残しさっさと帰っていきましたとさ

子供の方が回りが見えるているよう