“候”・・・目上の人のそばに控える。仕える。<あり>の謙譲語 <あり>の
の丁寧な言い方
だそうだ。
幕末の歴史書を読んでいて、これでもかと言うくらい使われてて面白い。
これは、徳川斉昭が攘夷をいっそう厳しくおこなうべきだと阿部正弘にあてた書簡
『夷狄は一疋も残らざるよう召し捕り次第、打殺し候よう、厳重お達し相成り候よう
致したく候。内地の戦争は勝利これあり候えば、土地をも得候ゆえ、励みも候場もこ
れあり候えども、黒船防御の儀はなんの益もこれなく候えば、せめて船、大砲などに
てもとり得候えば、少しは励みのためにも相なるべく候』
何回出てくるのだ『候』が、この候文章を読むと何とも読み難いが、また面白いのだ。