勉強もできず
運動も嫌い
女子にも嫌われ
これといって取り柄のない人間がようやくまともに呼吸できる場所って言ったら
昔から 昼休みのストーブの周りでの早弁か
なさけないツレ(友)の部屋と 大体相場は決まってるんだ
オンタイムでチャイムが鳴る
3分押しで授業が終わる
よー先生 とっとと引っ込め
やっとのやっとでぼくの出番だ
思い出そうとするまでもない
さあ学校を 全生徒中一番で帰宅だ
どけどけ 14時30分発の汽車が俺を待っている
今でも一緒に同じような景色を見てる友と
身震いするような緊張の時
期限切れの定期みせ汽車に飛び乗る
爆発させるんだ 瞬間を爆発させるんだ
yuutu
色褪せることなく
この胸の中にいる
こいつのお陰で諦めずに済んでる
こいつのせいで諦めることができない
こいつのせいで生きてこられた
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